気付く、ということの重要性
ちゃばしらです。
ちゃばし〜って呼んでくれる人も
ちゃば!って呼ぶ人も
お茶さん、と呼んでくれる人もいます。
どれでも歓迎。
さて、今日の本題。
私がアサーティブ・トレーニングにほれ込んで、講師になった理由には
「納得感=気付き」というのがあります。
NPO法人アサーティブジャパンが行うアサーティブ・トレーニングのプログラムは体験型。
やってみて、感じて、気付いて、自分のものにしていく。
そこが、本当に素晴らしいと思っているんです。
私が以前、児童福祉の現場にいた時、
どんなに周りが説得しても、子どものしつけに体罰を使ってしまう親御さんがいらっしゃいました。
それは、何年も何年も続いていたんですが、ある時を境に一切、体罰によるしつけをされなくなったんです。
何年もかかわってきた(私も含めた)周囲の人は、嬉しいのももちろんあるけど、心底驚きました。
その時、親御さんが「いつか、力ではかなわなくなる時がくると気付いた」とボソッとつぶやかれました。
これまで、何度も何度も、そのこと(いつかは子どもに力では勝てなくなるんだよ)は、周りから伝えていたけど、周りが言うことはその親御さんの心には届かなかった。
でも、自分で気づいた瞬間から、
体罰によるしつけに限界があると気付いた瞬間に、変化が起こったんです。
これは一例ですが、
そういうことを、たくさん見てきたので、私は「気付き」が人を変えると信じています。
逆説的に言うと、「自分で気付かない限り人は変わらない」とも思っています。
「気付き」が本当に大事。
私が、人に何かを伝えるときには、教えるのではなく
「気付き」を引き出せる伝え手でありたいと思います。
でもね、残念なことに、まだまだ力量不足。
私も、経験を通じて「気付いて」行くしかないんだな、と思っています。
人の気づきを引き出せる講師になるぞ!
気持ちが伝わる話しかた―自分も相手も心地いいアサーティブな表現術
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