貸して
ちゃばしらです。
最近あった話。
「ちゃばしらさん、〇〇君(私の部下の名前)貸して」と上司から声を掛けられました。
私、固まってしまいました。
固まっている間に、ぐわ〜っと頭の中を駆け巡ったことを書き出してみると
〇貸してって、何をさせるの?
〇本人の意思を無視して、どうぞって言えない
〇だいたい本人は知ってるのか?彼がいいと言っていたら、私の判断が必要か?
〇断るという選択肢はあるのか?
ということが瞬時に頭の中を駆け巡りました。
よくよく話を聞けば、「印刷を手伝ってもらいたい、本人の事前了解済み」だったらしい。
しかし、「貸して」だけでは尋ねられた私の方は???で、
えっ!言って硬直した反応になったんだけど。
上司は私の硬直を「ノー」だと判断したらしく、「何か用があるわけ?」と畳み掛けられた上に
気分を悪くされたようで、結局部下には手伝いの依頼は来ませんでした。
ん〜。こういう場合
「印刷を頼みたいんだけど、〇〇君に手伝ってもらいたい。彼には事前に話はしてあるからさ」
と言えば済むと思うんだけどね。
部下は会議室や文房具じゃないので「貸して」一言では対応が難しいなぁ。
以心伝心では伝わらない相手もいるので、言葉を尽くすことは大事だなと改めて感じた出来事でした。
気持ちが伝わる話しかた―自分も相手も心地いいアサーティブな表現術
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