上司との対等感について

ちゃばしらです。

ども。

年度末が迫ってきましたね。
わが社は、2月が年間の評価をする時期です。

先日、上司と評価結果の面談がありました。

実は、この上司とはあんまりうまく行ってないなぁ、と感じていました。

ただ、私も中間管理職であるので、
上司の「上司としての苦しみ」に共感できる部分もあったりして
「関係性はしんどいけど、相手を悪者にして楽になる」
という選択肢は使えないでいました。

実は、秋の中間面談の際に、他部署の仕事を担った上で、完成させるように
指示をされたのですが、

その仕事を引き受けるかどうか、誠実に向き合った結果

「今の私には、その仕事を担うだけの情報量がない」

「完成させるには、情報量がない中では責任を負いきれないと非常に不安だし、
 万一、引き受けて完成できなかった場合のリスクを危惧する」

「なので、この仕事はこの部分まで(途中まで)を担当させてほしい」

と上司に伝えていました。



その際の上司の回答は

「中途半端なところまでやってもらっても、後を引き継ぐことは困難」

「だったら、自分がやるから、あなたはこの仕事は一切やらなくてよい」

というものでした。


この回答を聞いた時は、かなりショックを受けました。
なぜかというと「私も手伝うから何とか一緒にやろうよ」と言われること
を期待していたんだと思います。

でも相手にも断る権利はあるよなぁ、と思い直し、何とか納得していました。
しかしそれ以来、関係性が悪くなっていました。



このことで今回の評価はめっちゃ低くなるだろうと予想していたのですが

面談で上司から「あのことは、部署内での仕事配分の問題だから、あなたの責任ではない。気にすることはない」

と言われた上で


「ちゃばしらさんは責任感があるから、あのように答えたんだよね。
だから私は責任感の部分の評価を上げておきました。」と言われました。

えええ〜!自分の仕事依頼を断った部下の評価を上げるの!?と
私は心底驚きました。

・・・・

秋に私が伝えたかったことは上司には伝わっていたんですよね。

数か月たって、それがわかって本当に驚きました。
自分にも相手にも、仕事の責任にも誠実に向き合った上で伝えてよかったと
今は感じています。


その上司から、

「責任感が強いのは活かしてもらいたいけど、責任感が強すぎて一つの仕事にこだわりすぎるところがあるよね。
私は、そこで失敗しないかと心配しています。
こだわりがあると、管理職としてジャッジする際に適正に判断するのを邪魔するから、責任感は残しつつ、
少し引いて観れるようになることを来期にはのぞみます」とのコメント。

このフィードバックめっちゃアサーティブじゃん・・・。


私は自分の期待通りの返事をしなかった上司に、
「わからんやつ」というレッテルを貼ったのかもしれないな。

だから、相手の態度のいちいちが引っかかって
関係性が悪くなっていったのかもしれないな。

と上司との間のコミュニケーションの半分の責任をしみじみと感じます。


今回の面談を通じて、また少し、この上司との対等性を築けたように思う。

会社の中での上下関係の中で、対等感をもって考え、振る舞うことは
非常に難しいことが多いけど、
今回のような、たまたまの成功を自分の蓄積にして
全く対等にはなれない、という絶望感やあきらめが頭をもたげてきたときに
思い出して頑張れたらいいな、と思う。


今週末も大雪とか。
どうぞ皆様お怪我などには十分ご注意くださいね。


では。ばいちゃ。